【発達障害】TOEICのプライオリティサポートを利用して70点アップした話【実践編】

TOEIC試験でプライオリティサポートを希望すると、精神や発達障害のある人でも必要な配慮を受けることができる。

発達障害向け。TOEICのプライオリティサポートを利用して70点アップした話【準備編】の続きで、今回は間近に受験したTOEIC試験当日の状況と、テスト結果についてのまとめ。

 

プライオリティサポートを利用したTOEIC試験当日の流れ

corridor

過去に受けたTOEIC試験では、自宅から一番もしくは二番目に近い会場を指定されていたが、プライオリティサポートを利用した今回は自宅から少し離れたところにある大学が会場になった。

会場に着くと、掲示板に受験する教室の案内が掲示されていて、特に何も事情を説明する必要なくスムーズに受験することができた。

 

会場ではプライオリティサポート利用者のために特別教室を用意してくれていて、試験中は水分を取ることができることや、リスニングとリーディングの間に15分間の休憩があることなどの説明を受けた。

今回認められた配慮の内容は、リスニングとリーディングの時間延長(2倍)で、リスニングは各設問の音声が流れ終わったあとのポーズの時間(回答時間)が2倍になった。

リーディングは、通常75分間の回答時間が、倍の150分(2時間半)に増えた。

 

 

時間延長してTOEICを受けた試験中の様子

まずリスニングパートが始まって、設問のあとのポーズの時間が思った以上に短かったのが意外だった。

2倍なら、TOEICリスニングでよく使われるテクニックの「次の問題を先読み」も余裕でできると思っていたのに、マークシートを塗りつぶすとすぐに次の問題に移ってしまったので、「本当に2倍になっているのか」と一瞬疑ってしまった。

そのこともあって、序盤の音声に集中できなくなってしまったが、途中から慣れてくると、先読みする余裕も徐々にでてきた。

ただ、そもそも音声を集中して聴き続けること自体が苦手で、それ以前に正確に音声を聞き取るだけのリスニング力も不足していたので、回答時間が伸びても普段とあまり変わらなかったかもしれない。

 

続いてリーディングパートでは、時間が2倍なので一問一問に時間をかけて、正確に文章を読み解くことができた。

通常の試験では、急いで解いても25~30問くらい残して時間切れになってしまうので、2倍もあるとかなり問題を解くのが楽になる。

しかし、時間が余ると思って一問一問に時間をかけすぎてしまったため、今回も残り20問近くは、しっかり読むことができないまま終わってしまった。

 

それに時間延長してリスニング45分→90分、リーディング75分→150分という長時間になったため、後半になって集中力を維持できなかったというのもある。

通常だと10時20分~12時20分までの試験が、今回は休憩を入れて10時20分~14時35分という4時間に及んだので、リーディングの途中くらいから気が緩んでしまった。

 

 

プライオリティサポートを利用してTOEICを受験した結果

TOEIC受験から2週間すると、インターネット上でスコアが発表されるので、さっそくTOEICのウェブページから結果を確認した。

 

プライオリティサポートを利用した最新の結果。

 

2ヵ月前に通常の受験をしたときの結果はこちら。

 

前回→650点(L:350 R:300)
今回→720点(L:330 R390

 

TOTALスコアが70点、リーディングパートは前回より90点伸びた。

 

因みに、前回の試験終了から今回の試験までの間は、勉強時間があまり取れず、特に試験に特化した対策は一切してない。

リスニングは20点落ちてしまったが、これは今回のテストの序盤で気を抜いてしまったことと、各回の出題内容の違いによる誤差の範囲だと思う。

 

リーディングは時間をかけて文章を読めば解けるのに、時間が足りず流し読みになってしまったり、最後の方の問題は読まずにマークシートを塗りつぶすだけになってしまっていたので、今回の時間延長で正答率がかなり上がった。

プライオリティサポート用の時間配分を考えながら問題を解けば、さらに正答率は上がると思う。

 

まとめと感想

今回の結果から、プライオリティサポートの時間延長を利用することで、リーディングの点数が上がることが確認できた。

特に「文法知識や読解力はあるのに、時間が足りなくて文章を正確に読めない、問題を解き切れない」という人の場合、ほぼ確実に点数は上がる。

逆に、英語学習を始めたばかりで、「そもそも文章の意味がわからない、文法がわからなくて解けない」という人の場合、時間が延長されても得点が大幅に上がることはないかもしれない。

 

一方、リスニングの場合、回答時間が2倍になってもそこまで楽にはならなかった。

これはリスニングに関しては、そもそも気が散ってしまったり集中力を維持できないために読み上げ音声を聞き逃してしまい、設問に答えられなくなってしまうのが原因だと思う。

いくら回答時間が長くなっても、答えがどれかわからなければ意味がなくなってしまう。

TOEICリスニングのプライオリティサポートの内容は、できれば時間延長ではなく、リスニング音声の読み上げを2回にしてほしい。

 

ただし、回答時間が延長されることで、設問の先読みがしやすくなるので、音声を正確に聞き取れる人にとっては得点アップにつながるかもしれない。

もっとリスニング力を鍛えて、次回も再受験しようと思う。