社会人通信制大学生のスケジュールと学習計画

時間管理

 

仕事があって日中学校に通うことができない社会人、家事や子育てをしている主婦、体やメンタルの不調で毎日学校に通うのが難しい人、全日制のクラスの人間関係を負担に感じる人、金銭面の負担が大きくて通学制に通えない人、不登校や引きこもり状態で外に出られない人…色々な状況の人にとってメリットのある通信制大学。

ところが、日本では大学といえば通学の全日制が一般で、通信はあまりポピュラーではなく、情報も不十分な気がする。

自分の通っている通信制大学では、ウェブ上の交流掲示板や懇談会を設けているが、新しく入学する生徒の中には不安な気持ちを表している人も少なからずいる。

スクーリングや勉強会に参加してみても、学習の仕方や時間の捻出方法に悩んでいる人がけっこういる。

そこで、今回は自分の学習スケジュール例を公開してみることにした。

人それぞれライフスタイルや環境の違いがあるので参考にならないかもしれないけれど、この機会に通信制大学の雰囲気や生活だけでも伝えられればと思う。

 

通信の勉強をする前に学習計画を立てる

 

学習計画表

 

あまり綺麗な画像じゃないけれど、学習を始めるにあたってまず上のような学習計画を立ててみた。

現在通っている武蔵野大学・通信教育部の心理学専攻を例にとると、「レポート科目(R)」、「エクササイズ・テスト(T)」「スクーリング(S)/メディア授業(M)」の3つの学習方法に分かれている。

 

エクササイズ・テスト

ウェブ上でテストを受けて合格すれば単位が取れるので、パソコンと安定したネット環境さえあればいつでもどこでもできる。

 

レポート

レポート科目は、テキストや参考文献を読んでまとめたり、自分で実験をして結果や考察をまとめるので、比較的時間がかかる。

加えて、レポートを提出して添削・返却されるまでにある程度日数がかかるのと、不合格になると再提出しなければならない。

例えばレポートを5本提出する科目の場合、1本につき1ヶ月かかるとすると、すべて提出し終えるのに5×1ヶ月=5ヶ月かかる計算になる。

なのでレポートの本数が多い科目は他の科目より優先的に進める。

 

スクーリング

スクーリングは大学で直接講義を受ける。あらかじめ決められた日程の中から都合の良い日を選択して申し込むので、自分で学習計画を立てることはない。

強いていえば、事前にテキストを読んだりエクササイズを終えたあとでスクーリングを受けた方が、頭に入ってきやすいし、勉強していて疑問に思った点を教員に直接質問できる。

 

メディア授業

スクーリングの内容を録画したもので、自宅でいつでも視聴できる。

あらかじめ予定を確認して、スクーリングの受講が難しかったり、大学まで遠くて通えないときはメディアで代用する。

 

通信制大学生の一日のスケジュール

 

タイムテーブル

 

一日8時間勤務の会社員の例で、上のグラフのようなタイムスケジュールを立ててみた。

電車通勤で仮に1時間前後かかるとすると、乗り換えや混雑していてテキストが読みづらい場合を除いたとして、片道最低30分くらいは読書に時間を当てられる。

昼休みは1時間あるとして、30分で食事を済ませて残りの30分でテキストを読み込む。

一人暮らしで夕食は外食で済ませるとして、就寝前に1時間半くらいは勉強時間を設けられるので、エクササイズやレポート作成に当てる。

これで一日合計3時間前後勉強することができる。

 

もちろん、自炊する場合は食材を買いに行ったり料理を作る時間が追加されるし、残業があるとその分時間は削られるので、残された時間で何とかやりくりするか、休日にまとめて勉強する。

個人的に大事だと思うのは、毎日のスケジュールをほぼ一定に保つこと。

一日の中のどこかに空き時間をつくって、毎日継続的に勉強すれば、例え一日30分でも一ヶ月で15時間勉強したことになる。

 

学習を継続するために

通信制の場合、すでに全日制の大学を卒業している人や仕事をしている人が多いので、現役の大学生とは状況に違いはある。

元々知識欲が旺盛で勉強が好きという人や、今専攻している勉強が楽しいという人なら特に問題なく継続できると思う。

「元々勉強があまり好きではないけれど、興味があって入学した」という人や、「入学してみたけれど実際勉強してみて思ったより難しい」という人でモチベーションが続かない場合は、資格取得や再就職あるいは今やっている仕事に活かすことを目指して、目標設定してみてもいいかもしれない。

もしくは、学生同士の勉強会や懇談会に参加して、他の生徒と進捗状況を報告し合ったり、勉強について共有し合うことでお互い良い刺激になることもある。

因みに、心理学には「発達心理学」「生理心理学」「環境心理学」「認知心理学」「学習心理学」「社会心理学」など様々な分野があるが、これらの科目はどこかで共通している部分もあるので、修得する科目が増えていけば、新しい科目を履修するときにすでに習った内容と被っている部分も増えていくので、勉強しやすくなる。

 

とにかく継続あるのみ!だと思う。